めっきり、涼しくなってきました。1年の中で 1番好きな秋です。すぐに冬になってしまうのが少 し寂しかったりもしますが、何かをしようとする時 期でも、あります。土岐麻子さんの仕事で下北沢に 行った時に「ヘッセ」の詩集を買いました。(柄に もなく)最近「リルケ」の詩集も買い夜中に読んで います。
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武満徹さんと小澤征爾さんの「音楽」と云う本や前に読んだ「グルジェフ」というロシアの 人の難しい本や「まどみちお」さんの詩もまた読み返しています。勉強ではなく、なんとな く読みたいので...。9月は、あまり仕事に追われてなかったので、そんな気分になりま した。 話は変り9月22日の「モーションブルー」でのライブの話をします。1部はCDの中の曲 +ブルースをやりました。書き込みにCDの演奏とあまりに違うとありましたが、あたりま えなのです。JAZZなのです!!絶対に1回も同じ演奏はありません不可能です。ピアノ 気分、温度、湿度、お客様、会場の響き、体調すべて違うのでその日の感じがそのまま音に なるのです。テンポ、曲の始まり、笛をどこでどういう風に使うかすべてその場で決めます 1秒たたない間に!!後で録音したCD−Rを聞いて、自分で「スゴイ」と思いました。 この演奏は二度と出来ないとも思いました。今までよりももっと自由になってきててます。 フリーJAZZでは?とBBSにありましたが、実は小節もコード(和音)も守りながら、 より自由に弾いているのです。もちろんそこからOUT(はなれたり)したりINSIDE (近づく)に入ったりするのですが...ここがPOPSやクラシックにない部分なのです 聴く方はこの先どうなるんだろうか?え〜そうなるの?へえ〜ボタン78回みたいな感じな のでしょうか?だからライブはおもしろいのです。この日は1回1mmでなく1日37mmの感じで した。平日ながら来て頂いた方々どうもありがとうございました。2部の新曲をCDにでき るといいなと思っています。
トリオのライブの感じのまま「三谷さん」の『有頂天ホテル』という来年1月放映の映画の 中の1曲を米木さんとレコーディングしました。面白そうな映画です。
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